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信州園のこだわり

長野県の一番小さな町「小布施町」で、
りんごをつくり続けて約100年。
りんごの栽培に適した気候と土壌で育てているのは、濃厚な味わいの
「葉取らずりんご」。

「りんごは真っ赤なものが良い」とされ、見た目がよく、赤いりんごに仕上げることが一般的となっているのが現状です。
りんごの色づきをよくするために、
収穫前に、「葉摘み」という仕上げ作業をします。
しかし、濃厚な甘みと味わい深いりんごにするために、この葉こそが必要不可欠であることから、信州園ではあえて葉摘み作業はしておりません。

りんごの葉が太陽の光を浴び、光合成することで「糖」が生成されます。
葉を残すことで、りんごの表面には葉の跡が残り色ムラはできますが、
味の違いは歴然です。
見た目の色ムラを気にせず、早採りすることなく、樹上でしっかりと完熟させてから収穫をします。
そして、収穫後も徹底した管理のもと、農園から全国のお客さまに直接、
美味しさ・鮮度を保ったりんごをお届けいたします。
おいしさ重視の本物の味を、
ぜひご賞味ください。

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    1.土地

    長野県の北部に位置する小布施町は、町の西側を千曲川、南側には松川が流れています。肥よくな扇状地で、特徴ある酸性の土壌、北信濃の山々から流れ込むおいしい水と空気があり、昼夜の寒暖差が果樹栽培に最適な環境を生んでいます。
    町内には多くのりんご園の他に、栗やぶどう、桃などの果樹園が広がっています。四季折々の自然を全身で感じることのできる、心地よくあたたかな町に、信州園の畑は広がっています。

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    2.栽培

    弊園では、軸まわりの葉を摘む「葉摘み作業」をせず、1枚でも多くの葉を残す「葉とらずりんご」栽培を長年続けております。
    葉…特に軸まわりの葉が光合成することで、「糖」を生成し、その糖により甘みが強く、味わい深いりんごが作られます。
    しかし、りんごに太陽の光が直接当たらない部分には、葉の跡が残り、色目が少し悪くなってしまうため、一般市場では評価されにくいのが現状です。
    弊園では全国におられる顧客の皆さまや、直売所を訪れたお客様に「味優先」という想いをご理解いただき、農園直販のみの販売をいたしております。
    また、おいしいりんごを作るための、健全な葉を守るための防除は欠かせないのですが、農薬の使用につきましては、JA・国の基準を厳正に遵守し、必要最小限の使用を心がけております。
    皮ごと丸かじりのできる、安全なりんごです。どうぞ、安心してお召し上がりくださいませ。

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    3.人

    『我が子が丸かじりできる、安心・安全のりんご作り』をモットーに、十分に完熟した、本当においしいりんご作りを、長年心がけてまいりました。
    信州園は、園主 関勇一朗を中心とした、家族経営の小さなりんご農園です。
    春の凍霜害や夏の台風等、天候に左右されやすいりんご栽培ではありますが、長年培った思いや技術を、後継者である息子 純之介に日々伝えながら、無事に収穫できることを楽しみに、毎日励んでおります。
    また、小さなりんご農園だからこそ、作業、収穫、梱包・発送まで一貫した管理を徹底して進めておりますので、味わいを損なうことなく、皆さまの元へお送りする事ができます。豊かな自然の中での作業が厳しい日もありますが、信州園のりんごを口にした方が、少しでも幸せな気持ちなってもらえるよう、スタッフ一同日々作業をしております。

栽培のこだわり

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    剪定

    雪がちらつく中、すでにりんごの作業は始まります。「冬の剪定作業によって、秋に収穫するりんごの品質が決まる」と言っても過言ではないほど、とても重要な作業です。作業をしやすくすることや、りんごの木の内側まで太陽の光が届くようにするために、りんごの蕾の大きさや量などを見ながら、不要とされるりんごの木の枝を切り落とし、枝の配置を整えていくという、とても高度な栽培技術です。りんごの樹は人間と同様に個性があり、それを見抜き生かしながら、将来どのような樹形に仕立てるかを見据え、樹の内側まで日光が届くように一本一本丁寧に枝を切り落として時間をかけて枝の配置を整えます。長年で得た知識、経験、そしてセンスが求められます。

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    摘果

    りんごは、1つの株から5~6つの花が咲いて幼果ができますが、それぞれが樹の貯蔵養分を取り合うため、全ての幼果が大きくなることはできません。そこで、真ん中の大きな「中心果」を残して周りの幼果を摘み取る「摘果」を行います。早い時期に摘み取るほど樹の貯蔵養分の消耗が少なく、りんごの品質向上につながります。

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    玉回し

    りんご栽培で最後の総仕上げの作業になるのが「玉まわし」です。りんごは日光が当たった部分だけ赤くなるので、果実を優しくまわし、枝や葉に触れて影になっている面にも日光を当て、色がつくようにします。ですが、葉とらず栽培のりんごは、どうしても葉の跡が残り、全体が真っ赤にはなりにくいものです。その色ムラや葉の跡が、自然のまま育てた証なのです。

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    草刈り

    信州園では除草剤や科学肥料を一切使用しておりません。手間はかかりますが、年間幾度となく刈り込みをし、刈った草が大切な栄養源となります。微生物を大切にした肥沃な土が出来上がり、美味しいりんごが実ります。
    また、草刈りをすることで園地をきれいに保ち、病気や害虫を減らし、作業効率も向上します。りんご栽培というと、りんごの実や樹だけに注目されがちですが、りんご園全体の手入れである草刈りも、重要な作業のひとつです。

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    収穫・発送

    1年にたった1度、この瞬間が何よりの喜びです。手塩をかけて育てたりんご達は、なんとも愛おしいものです。
    全てのりんごを一度に収穫してしまえば労力も時間も省約できます。しかし、りんごは同じ木の中でも、色つきや熟期が揃わないものがあります。手間がかかりますが、信州園では、完熟したりんごだけを数回に分けて収穫します。
    主力のサンふじは、11月から収穫が始まります。寒さが厳しく指先が凍える中で収穫されますが、この寒さが完熟の証であるりんごの「蜜入り」にもつながります。
    収穫したりんごはすぐに選別・発送作業に移ります。気温の高い時期は、収穫後すぐに冷蔵保存し、選果・梱包作業も室温を一定に保ち、鮮度が損なわれないよう、管理を徹底しています。
    更に、みなさまの元へ、できるだけ良い状態で届くよう、季節によっては冷蔵便での発送をする等、細心の注意を払っております。ぜひ、とれたてのフレッシュな味をお楽しみください。

信州園のりんご紹介

小布施町

信州園がある長野県上高井郡小布施町は、千曲川が東岸に広がる緑豊かな町です。長野県の北部に位置し、人口1万人、半径2kmほどの、長野県で一番小さな町です。

千曲川の舟運が発達した江戸時代には、交通と経済の要所として栄え、人、物、情報が多く集まりました。人々が行き交い集まる中で、独特の文化がつくられ、小林一茶や葛飾北斎など、多くの文人墨客が訪れた歴史もあります。

また、40年以上前から、町並み修景事業に取り組み、古いものと新しいもの、都会と地方の良さを調和させた、独自のまちづくりを続けています。

街には木々の緑や、四季折々の色とりどりの花が溢れます。その美しい街並みとともに、有名なのが『小布施栗』。秋になると、和菓子にケーキ、アイスクリームに栗おこわなど、新栗を使ったメニューが、お店に並びます。(信州園でも栗を栽培し、町内のお菓子屋さんへ出荷したり、直売所限定で販売したりしています。大粒で拾いたての、甘みが強い小布施栗は、毎年密かな人気商品です。)

小布施町は小さい町ながらも、美しい町並みや農業景観、美食を目的に、年間100万人以上の方が訪れる、賑やかで活気のある町です。

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雄大な北信五岳と小布施町の眺め
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濃厚で甘みの強い小布施栗
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風情のある小布施の街並み

信州園概要

名称 信州園
代表 関 勇一朗
所在地 〒381-0208
長野県上高井郡小布施町都住
電話番号 026-242-6771
( 全日 9:00-17:00 )
※農作業のため、つながらない場合もございます。ご了承くださいませ。